中区障害者基幹相談支援センター

ネットワーク部会(令和5年度)

障害のある方が自立して安心して地域生活を送れるように地域・福祉関係機関・障害者団体等のネットワークを作るなど、支援体制の充実をはかる。

専門部会の検討テーマ・目的

◆障害のある方が自立して安心して地域生活を送れるように、障害福祉・医療・介護・住まい・社会参加・教育などのネットワークを構築し、支援体制の充実を図る

専門部会の協議で見えてきた課題等

(5)検討委員会の設置【協議会運営と交流の推進】

現状・課題 ◆近年、中区に新規事業所が増加している。
◆新規事業所が地域で交流を図るため仕組みが必要。
現状・課題に対する意見 ◆区内の新規事業所が中区障害者自立支援連絡協議会の取組みを身近に感じる場が必要ではないか
解決に向けた取り組み
(対策)
【ネットワーク部会検討委員会の設置】
令和3年度よりネットワーク部会のあり方を検討する「検討委員会」を設置した。令和3年度、4年度は部会員の中から希望事業所を募集したが、令和5年度からは新規事業所増加への地域の仕組み作り(新規事業所の交流や協議会参加推進を目的に2年以内に立ち上がった事業所を対象)を行った。

新規事業所が検討委員を行う事で他事業所と交流を図る機会となった。

(4)区内事業所におけるBCP作成と情報共有の場

現状・課題 ◆令和6年度よりBCP作成が義務化となる
◆BCP作成について不安や戸惑いがある事業所がある
現状・課題に対する意見 ◆事業所で作成してみたBCPが機能するか分からないので確認する場が欲しい
◆BCP作成の方法を学べる場が欲しい
◆作成したBCPの中で分からない点や疑問な点を確認する場が欲しい
解決に向けた取り組み
(対策)
【東ブロック合同研修会の実施】
BCP作成講座について年間4クール(2回ワンセット)の企画を東ブロック合同で実施した。合同で開催したことで、他区で開催する研修にも参加できるなど、参加できる研修の機会を増やすことにつながった。

BCP(自然災害)作成講座 参加者:24機関 26名
BCP(感染症) 作成講座 参加者:29機関 32名

(3)ピアサポーターの実践報告会【ピアサポート活用事業】

現状・課題 ◆「障害の理解」を深めることで、支援の質や支援体制の充実を図る。
◆ピアサポート活動事業の推進と活用。
現状・課題に対する意見 ◆精神障害者の方の支援をしていく中でどのような対応がよいか迷う。
◆ピアサポーターから回復経過の体験談を聞く事で事業所での支援に活かしたい。
◆何か起きた際に、解決することも大切だけれど、原因となるきっかけを知ろうとする姿勢も大切なので学びたい。
解決に向けた取り組み
(対策)
【「東ブロックと共同でピアサポーター実践報告会を実施】
東ブロック会で開催したピアサポーター交流会の中でピアサポーターから「当事者や支援者に向けたピアサポーター活動を様々な場所で行いたい」という希望を受け、中区、昭和区、千種区共同によるピアサポーター実践報告会を実施した。また、鶴舞こころのクリニック瀧本臨床心理士より「互いに安心して関わり合うために~トラウマインフォームドケアの紹介~」をテーマに支援を行う中でポイントについて講演を頂いた。

・中区、昭和区、千種区の3名のピアサポーターから生活の中での困りごとや必要な支援・配慮、伴走の仕方等を聞くことで、障害への理解を深める機会となった。
・研修に参加した事業所よりピアサポーター活動の依頼があり、就労移行事業所での活動に繋がった。

(2)分かりやすいコミュニケーション方法について【「やさしい日本語からの学び】

現状・課題 ◆中区の住民は外国人の方が多く、コミュニケーションの課題がある。
◆障害者や高齢者、子どもにも分かり易いコミュニケーション方法の習得。
現状・課題に対する意見 ◆障害のある方との関わりの中で相手に安心感を与えられるような、伝わるコミュニケーション方法を知りたい。
解決に向けた取り組み
(対策)
【第4次中区地域福祉活動計画との共同研修会を実施】
「やさしい日本語について」について、中区社会福祉協議会が行っている第4次中区地域福祉活動計画と共同で研修会を実施した。名古屋国際センター岩本氏を講師に招き、福祉学習サポーターのサポートも受けながら、職員と障害のある当事者が楽しみながらやさしい日本語について学べる場となった。

(1)障害者基幹相談支援センターと精神障害者地域活動支援事業の周知【事務所移転に伴う】

現状・課題 ◆障害者基幹相談支援センターの機能と事務所移転に伴う場所の周知
◆精神障害者地域活動支援事業の機能と事務所移転に伴う場所の周知
現状・課題に対する意見 ◆障害者基幹相談支援センターの機能について知りたい
◆精神障害者地域活動支援事業の利用や活用方法を知りたい
◆移転後の建物や場所を知りたい
解決に向けた取り組み
(対策)
【見学会の実施】
中区障害者基幹相談支援センターとあかもん(精神障害者地域活動支援事業)の見学会を実施し、移転先の確認と事業内容について確認する場を設定した

参加者:52機関 60名

活動報告

第3回 検討委員会

開催日時・場所

令和6年2月28日(水)13:30~15:00

Zoom開催

出席者

9機関 10名

内容

1 R5年度振り返り(全6回)

(1)活動報告(振り返り、アンケート共有) 

・第3回、5回「BCP勉強会」(東ブロック合同)ついて 

・第4回「やさしい日本語」ついて

   

・第6回「BCP感染症 勉強会」(東ブロック合同)について 

(2)参加者数について (対象:168事業所)

・(第1回:基幹C・あかもん見学会)52機関、60名

・(第2回:ピア活動発表)42機関、50名

・(第3回:BCP防災①)24機関、26名

・(第4回:やさしい日本語)23機関、33名

・(第5回:BCP防災②)22機関、24名

・(第6回:BCP感染症)29機関、32名 ※定員25枠

2 来年度の検討委員会について 

(1)事前アンケートより

(2)検討委員会の役割、担当について

(3)開催回数について

(4)検討委員任期、対象者、人数について

3 令和6年度 年間計画案についての意見交換 

<目的>顔の見えるネットワークを作る

・R6年度の部会回数(全体、検討委員会)について

・ネットワーク部会検討委員会の皆様からいただいた案について

・R6年度の全体会、ネットワーク部会で出た意見について

第6回 ネットワーク部会

開催日時・場所

令和6年2月16日(水)13:00~14:30

Zoom開催

出席者

29機関 32名

内容

(1)開会あいさつ

(2)<東ブロック合同開催> 令和5年度 BCP(感染症)作成講座 

 講師 わだちコンピュータハウス 水谷 真 氏より

・災害時事業継続計画(BCP)新型コロナウイルス感染症編

・業務継続計画(BCP)

・令和6年度障害福祉サービス等報酬改定の基本的な方向性について

・質疑応答

(3)アンケートについてお知らせ

(4)閉会あいさつ

第5回 ネットワーク部会

開催日時・場所

令和6年2月7日(水)13:00~16:00

中区役所6階 大会議室2、3開催

出席者

22機関 24名

内容

(1)開会あいさつ

(2)<東ブロック合同開催> 令和5年度 BCP作成講座(グループワーク) 第4クール(中区)2日目

 講師 わだちコンピュータハウス 水谷 真 氏より

・インクルーシブ 防災と地域の助け合い~すべての人に配慮した災害対策~

・自然災害発生時における業務継続計画

・福祉サービス事業所における事業継続計画(BCP)

※ 前回(12/7)の1回目講座後に各自作成した業務継続計画を持参し、グループ内で意見交換を行う。

・質疑応答

・BCP特に重要な6要素について

(3)次回部会についてお知らせ

(4)閉会あいさつ

第4回 ネットワーク部会

開催日時・場所

令和6年1月24日(木)13:30~15:00

中区在宅サービスセンター 3階 研修室1・2開催

出席者

23機関 33名

内容

(1) 開会あいさつ

 第4次中区地域福祉活動計画との共同開催について  

 

(2) 講義:「やさしい日本語について」 

 講師:名古屋国際センター 事業課主査 岩本 久子氏

(3) グループワーク「防災かるた」 (福祉学習サポーターのサポート)

 5グループに分かれて防災かるたを行う(かるた読み上げ:福祉学習サポーターの皆様)

(4) 質疑応答

(5) その他

 中区社会福祉協議会 野々山様より「やさしい日本語」おもてなしサポーターの活動紹介。缶バッジ配布。

(6) 閉会あいさつ

第3回 ネットワーク部会

開催日時・場所

令和5年12月7日(木)13:00~16:00

中区役所6階 大会議室2・3開催

出席者

24機関 26名

内容

(1)開会あいさつ

(2)<東ブロック合同開催> 令和5年度 BCP作成講座 第4クール(中区)1日目

  講師:わだちコンピュータハウス 水谷 真 氏

  ・インクルーシブ 防災と地域の助け合い~すべての人に配慮した災害対策~

  ・自然災害発生時における業務継続計画

  ・福祉サービス事業所における事業継続計画(BCP)

  <BCP特に重要な6要素について>

  ①意思決定の代行順位と職員の参集基準

  ②施設が使用できなくなった場合の代替施設の特定

  ③電気、水、食糧、トイレ等の確保

  ④災害時にもつながりやすい多様な通信手段の確保

  ⑤非常時優先業務の整理

  ⑥重要なデータのバックアップ

  → 上記6つのポイントをおさえておけばBCPが役割を果たすことが出来る

(3)閉会あいさつ

第2回 検討委員会

開催日時・場所

令和5年11月10日(金)10:00~11:30

ZOOM開催

出席者

10機関 11名

内容

(1)令和5年度 追加開催の提案

 ◆東ブロック合同研修会「新型コロナウイルス感染症BCPひな形による策定の仕方」

 → 話し合いの結果、全員一致で開催することに決定

(2)中間報告(振り返り、アンケート共有、課題抽出)

 ◆第1回 基幹センターとあかもんの見学会について

 【アンケート共有】

 施設の役割を知る機会となり大変良い経験になったとのご意見あり。

 多くの方に参加いただき、好評だった。また、当事者の声を実際に聞き、あかもん利用についてのイメージがつきやすかった。

 各事業所でも当事者へのあかもん紹介をしていただけそうな声も多くあり大きな収穫になった。

 【部会担当者より】

 多くの方が参加してくださり、準備等もスムーズに行えた。

 【課題】

 基幹センターの役割の周知がまだまだ不足しており、事業所や利用者に届いていない可能性がある。

 → 開催スパンについては検討が必要だが、今後も定期的に見学会を開催し、知っていただく機会を増やしていく。

   新規事業所も増えてきているので、周知していく動きが必要。周知方法については見学会以外でも模索していく。

 ネットワーク部会では地域事業所が横につながっていく機会を今後も作っていく。

 ◆第2回 ピアサポート活動について

 【アンケート共有】

 今回の内容は参加者も興味が高かった。当事者から直接話を聞ける機会で参考になる部分が多く、満足度が高かった。

 【部会担当者より】

 支援者として勇気をもらえた。利用者の方にも聞いてもらいたいと思う良い場であった。支援側がピア活動について知り、利用者の方にもその機会を提供できると良いと思う。

 【課題】

 当事者の方からの参加希望もあり、ピア活動に参加できる状況をどのように作るのか。当事者の経験を他の当事者に聞いていただける機会をもっと作れないか。

 → 見学会やピア活動を一緒に行う等活動方法を検討していく必要がある。

 精神障害の方だけではなく、身体やその他障害の当事者の方のお話を聞ける機会があると良いのではないか。

(3)令和6年度 年間計画案作成についての意見交換

 ※検討委員会で出た案と全体会やネットワーク部会の参加者から出たニーズを踏まえて来年度の案を2月に決定できればと考えています。

 <部会>年間5回程度<検討委員会>年間3回

 →  回数に関しては、満場一致

 【部会員の担当制について】

 ・事前打ち合わせや準備が充実していた

 ・担当としてのタスクは少ない

 ・担当制にすることで当事者意識が沸くので良いと思う

→ 来年度も担当制で行う形で決定

(4)次回の検討委員会開催について

第2回 ネットワーク部会

開催日時・場所

令和5年10月30日(月)13:30~15:30

中区在宅サービスセンター 3階 研修室1・2開催

出席者

42機関 60名

発表者

4名(ピアサポーター3名、講師1名)

内容

『研修会 ピアサポート活動』

(1) ピアサポート活動について説明  

  

(2) ピアサポート活動の実践報告:昭和区「ピアサポーターで孤独を無くしたい」 

(3) ピアサポート活動の実践報告:千種区「働く喜びを伝える~私のピアサポート活動」 

(4) ピアサポート活動の実践報告:中区「私のピア活動について」  

(5)「互いに安心して関わり合うために~トラウマインフォームドケアの紹介~」

   講師:鶴舞こころのクリニック 瀧本 伸一氏(臨床心理士)

(6) 質疑応答 

(7) その他 

第1回 ネットワーク部会

開催日時・場所

令和5年9月8日(金)10:00~15:45

中区障害者基幹相談支援センター・地域活動支援事業 あかもん開催

出席者

52機関 60名

内容

「中区障害者基幹相談支援センター・あかもん見学説明会」4クール実施

(①10:00~10:45、②11:00~11:45、③13:00~13:45、④15:00~15:45)

(1)法人と基幹センター 事業説明(15分)

(2)あかもん事業説明・紹介(10分)

(3)施設内見学(5分)

(4)アンケート記入(5分)

第1回 検討委員会

開催日時・場所

令和5年6月23日(金)10:00~11:30

中区在宅サービスセンター ボランティアルーム開催

出席者

10機関 11名

内容

1.自己紹介

→ 今年度検討委員として参加予定の12機関の内、2機関欠席のため、10機関、11名の参加者より、自己紹介をして頂く。

2.ネットワーク部会の目的の確認

・ネットワーク構築と強化

・障害の理解、医療との連携、人材育成

・研修会<BCP(事業継続計画)勉強会・研修会>

→ 上記の目的を検討委員で共通認識として確認する。今年度もこの目的で部会を進めていく事で同意を頂く。

3.令和5年度の活動について

☆ 部会長選出

→ @めぐみる金山で決定

・部会長の役割説明

(検討委員会 年2回参加、運営会議参加報告:8月、11月、3月、全体会 年2回参加報告)

☆年間予定について

*年間予定の内容検討

 → 令和4年度に実施したネットワーク部会の内容について概要とアンケート結果を報告

*検討委員の役割

 → 年間予定と役割(案)と工程表(案)について説明

 → 検討委員会は年2回予定を年4回開催予定へ修正

    ・1回目 6月23日(金)

    ・2回目 11月(zoom)「中間報告」ニーズ確認、令和6年度の計画について議題を集める

    ・3回目 2月上旬(zoom)2回目と同じ内容(2回目に案が出揃えば3回目は中止の可能性あり)

    ・4回目 2月下旬(集合形式)令和5年度振り返りと令和6年度について

    ・ネットワーク部会は年5回開催予定(8、10、12、1、2月)

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